赤鯱新報

【名古屋vs横浜FM】プレビュー:代表組の状態が不透明ないま、チームの総合力が試される。チャンスを得た若手の躍動感にも期待。

■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第6節
8月12日(水)名古屋vs横浜FM(19:00KICK OFF/パロ瑞穂)
ハワイアン・フェスタ開催!イベント情報(名古屋公式)
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月並みだがチームの総合力、つまりは底力が試される試合となる。永井謙佑、川又堅碁という2
ndステージで現在2位というポジションの立役者たちにして、攻撃を司る2選手は昨日の東アジアカップ中国戦に揃って出場。中国からの移動も含めて中2日での積極起用はどう考えても現実的ではない。メンバー入りはしても、スタメンでの出場はまずないと考えていいだろう。だからこそ、出場するメンバーには代役ではない活躍と責任感の発露が求められることになる。

ここ1週間のトレーニングを見るに、横浜FM戦の出場メンバーを左右するのは2人の若手だ。3バックと両ウイングバック、そしてボランチの磯村亮太は状態の良さと連係の緊密さからも変える必要はなく、矢田旭もポジションはどこであれ出場は確実。川又が務めていた1トップの位置にはノヴァコヴィッチという大砲がおり、シャドーの一角にはこのところ走行距離でチームトップクラスを記録するようになった好調の小屋松知哉がいる。問題は、シャドーとボランチの2枠に誰が入るか。

ここで猛アピールに成功しているのが18歳の大器・杉森考起だ。

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