赤鯱新報

【赤鯱短信】矢野貴章、あの企画をもう一度。

最近、暑くなってきた。こちら報道陣としてはやはり礼儀として襟付きの服をなるべく着ようとは思っているが、暑いものは暑い。名古屋の選手たちは早くもTシャツ&短パンという涼しげな恰好が増えてきており、「何でそうしないんですか?」と聞かれることもしばしばだ。まあ、礼儀としてね…と答えつつも、うらやましいなあ、と思っている次第。今からそんな軽装で、夏になったらどうするの?と逆に聞いてみたくもなるが、永井謙佑には「ん?裸でしょ(笑)」と返されてしまった。これも楽しみ。

さて、Tシャツといえば矢野貴章である。誰が何と言おうがそうである。昨年夏、正確には8月1日から9月12日までの36日間、ひたすら自身のブログにその日着用したTシャツの画像をアップし続けた。日々の挨拶や真面目なコメント、時にウィットに富んだジョークを添えながら、自前の(最後の1枚は『アカT』だったが)Tシャツを次々と披露し続けたその行動には誰もが「何だこれ?」と首をかしげ、「あれ何ですか?」と聞いた自分は「それを聞いてしまった時点で僕の思うつぼですよ(笑)」と笑われた。以来、自分の中ではTシャツといえば矢野貴章と相場が決まっている。

となれば俄然興味が沸いてくるのが、今年もやるのかアレを、ということだ。いらぬ詮索は必要ない。本人に直撃あるのみである。

「やりたいですねえ…同じような感じで。在庫は十分にあります」

自信の回答。この男、やる気である。だが、それ以上にTシャツが好きである。

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