赤鯱新報

【神戸vs名古屋】プレビュー:チームにとって意味ある試合とするために。“死に物狂い”のアピールが必要だ。

ヤマザキナビスコカップ グループステージ 第6節
5月25日(水)神戸vs名古屋(19:00KICK OFF/ノエスタ)
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“新戦力”の発掘が、主たるテーマの試合になる。2試合を残すナビスコカップは現在グループ最下位で、すでに予選突破の可能性はついえた。週末にリーグ戦を控えるミッドウィークの開催試合でもあり、最大戦力をつぎ込むのは賢い判断とは言えない。小倉隆史GM兼監督も「ナビスコカップはアピールの場になる」と発言。大胆なターンオーバーも十分に予想できる、別角度で楽しみな一戦といえる。

今回の試合に向けた心構えは、小川佳純の言葉が過不足ない。

「次のナビスコは可能性が残っていないぶん、逆に意味を持たせないといけない試合になる。違う試みができる試合になるし、普段試合に出ていない選手にはチャンス。相手は可能性がある分、負けられない試合になるので、普段のリーグ戦に出ている選手と、こっちは試合に出ていない選手とで試合ができるかもしれない。ウチのリーグ戦メンバーにとっては休む機会にもなるかもしれないし、そうしたプラスの要素を自分たちで作っていかないといけないです。リーグも苦しい展開が続いていて、だからこそ監督をいい意味で悩ませるようなことを、試合に出ていないメンバーはしていかないと。そうやってチーム力を上げていかないといけない」

鹿島戦翌日はリカバリーが中心で、神戸とのナビスコカップへ向けたヒントは何一つなかった。しかし容易に想像できるのは、小川の言葉にもあった「違う試み」、つまりはターンオーバーによるサブ組の積極起用だ。

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