赤鯱新報

【横浜FMvs名古屋】プレビュー:“残留”を合言葉に突き進む戦いの始まり。布陣と意識の変化は、良い傾向をもたらすか。

■2016明治安田生命J1リーグ2ndステージ第6節
7月30日(土)横浜FMvs名古屋(19:00KICK OFF/日産ス)
———–

残留へのキーワードは「12試合で勝点18」。残るリーグ戦で勝率50%を超えることである。27日、クラブの取締役会で小倉隆史GM兼監督の続投を改めて宣言した久米一正社長は、残留ラインを36ポイント前後と見定め、現状から18ポイントを上積みするための戦いを始めると語った。その肝となるのがボスコ・ジュロブスキー氏のテクニカルアドバイザー招聘となるわけだが、合流はおろか正式契約にも至っていない現状では既存の体制が奮起するしかない。横浜FMは2ndステージ3勝2分の無敗と乗りに乗っているが、相手の状況は今に至ってはそれほど重要ではないだろう。勝って勝点3を奪い、時に勝点1を守る戦いを積み重ねていくのみ。名古屋が歩むべき道は単調だが、それだけに険しい。

クラブ首脳が現状打破への算段を練る状況で、現場とて指をくわえて見ているだけではない。異例となる3日間連続の非公開練習を敢行する中で、チームに変化をもたらすことを指揮官は決意した模様だ。

(残り 1887文字/全文: 2375文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ