赤鯱新報

【10/18練習レポート】久々の“実戦形式”で見えたチームのさらなる先鋭化。「ボールの動かし方は背後を突いてから、ということでやれていたし、あとはオレやロビン、ズミさんがしっかりキープすること」(永井謙佑)

前日に急きょ二部練習に変更された1日は、指揮官にとっても期待以上の大きな手応えがあったようだ。試合に勝つためのスタメンチーム作りと、それを支えるチームの底上げは、福岡戦以来となるフルコートでの実戦形式練習において、しっかりとチーム全体のものとして確認することができた。

午前練習のテーマは“底上げ”だった。スタメン組の10数名を除いた残るメンバーが第2グラウンドに集められ、さながら補修のごとく戦術練習を行った。ウォーミングアップからスモールコートでの制限付きのゲーム形式、5対3での攻撃練習、そしてスモールコートでの紅白戦とみっちり1時間半をかけて鍛えられたサブ組の選手たちは、キャンプで叩き込まれた“ボスコ式”の戦術を改めて対人戦の中で確認し、同時に試合をこなしていない分の負荷を入れられた。朝から素晴らしい好天に恵まれたこの日は日差しも強く、選手たちは良い汗どころではない大粒の汗を垂らしてトレーニングをこなし、充実の午前中を過ごした。

午前練習の様子(フォトレポート)

試合途中、プレーを止めてジュロヴスキー監督は攻撃面での厳しい注文を何度も繰り返した。

試合途中、プレーを止めてジュロヴスキー監督は攻撃面での厳しい注文を何度も繰り返した。

そして午後にはU18の選手たちをスパーリングパートナーに、30分3本の変則ルールで練習ゲームが行われた。

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