赤鯱新報

【名古屋vs磐田】プレビュー:抜かりなき準備がもたらす確信めいた勝利への予感。今季最高の名古屋に恐れるものは何もない。

■2016明治安田生命J1リーグ2ndステージ第15節
10月22日(土)名古屋vs磐田(14:00KICK OFF/豊田ス
———–
用意周到に準備を重ね、現実を見定め、そして気迫を込めて挑む一戦だ。勝てば残留がまた一歩近づく。生き残りをかけた戦いは、いよいよクライマックスの幕が開ける。

リーグ前節の福岡戦からの3週間という準備期間を、知将・ジュロヴスキー監督は素晴らしく効果的に利用しチームをさらにレベルアップさせてきた。最初の1週間をまとまった休養に充て、心身ともにギリギリの争いとなる終盤戦へ向け選手をリフレッシュさせると、2週目は清水ナショナルトレーニングセンターに練習の場を移し、チームのブラッシュアップを行なった。6日間で計8回のトレーニングセッションを前後半に分け、前半はチーム全体に対して守備の土台を再構築。後半は改善傾向にあった攻撃をさらに良化させるべく、ある程度人数を絞っての集中的なメニューで狙いを明確化させた。結果、緻密なゾーンディフェンスは組織力を増し、攻撃はサイドを中心としたスピード感と迫力に磨きがかけられている。鍛錬と休息のバランスも素晴らしく、選手たちは常にフレッシュな状態でトレーニングに臨み、指揮官は「やりたいことが思うようにできた」と胸を張る出来のキャンプとなった。

(残り 2436文字/全文: 2994文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ