【2016シーズン全選手レビュー】杉森考起:試合に飢える天才は、オフ返上で来季への準備を進める。
27杉森考起
1stステージ1試合出場(70分)
2ndステージ0試合出場(0分)
ナビスコカップ予選リーグ3試合出場(117分)
先輩の森勇人と同様に今季も試合出場の機会はほぼ得られなかったが、アウェイ福岡戦では初のリーグ戦でスタメンとなり、少しだけ前進した感もある。GPSシステムで徹底的にプレーデータを管理された今季は小倉元監督によれば「かなり数字が良くなってきている」部分もあったらしく、本人も「自分が走れる選手だってことを思い出しました」と手応えを感じているようだった。16歳でプロ契約をした早熟の天才は、この春に高校を卒業し、晴れて本当のプロになった。運転免許も1年越しで取得し、マイカーを手に入れてからは誰かに寮まで送ってもらう必要がなくなり、筋トレの師匠こと高橋諒とともにフィジカル強化の毎日。師匠のように目に見えるほどのパンプアップはしなかったが、体幹を中心に物足りなかった部分をコツコツと鍛えていった。
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