赤鯱新報

【和泉竜司の常勝思考】第1回「常勝」という言葉について

第1回は連載のタイトルに使った「常勝」という言葉についてを最初のテーマにしたいと思います。
プロの世界は勝たないと評価されない世界です。勝ってナンボの世界です。僕は高校、大学とそういうチームにいたこともありますし、そういう意味でも「常勝」、常に勝つという部分はずっと持ち続けてきた意識です。どんなに細かいところでも「勝ちたい」って気持ちでやってきました。練習から強く意識している部分でもありますし、好きな言葉ですね。小さい時から負けず嫌いで、常に勝ちたいという思い自体、本当に昔から持ち続けてきた部分でした。

ただ、「常勝」という言葉をはっきりと意識したのは大学4年の時です。明治大ではチームのスローガンを毎年決めるんですが、僕らの代の候補の中に「常勝」がありました。それを見た時、自分がいつも思ってきたことだなと再認識したのを覚えています。結局、スローガンにはならなかったんですけど、そこで自分っぽい言葉だな、と思いました。負けたくない、常に勝ちたいというのは試合だけではないです。練習の中の一つのプレーから負けたくないと思っていますし、どんなに小さなことでも負けて嬉しいわけがない。僕は勝ちたいです。小さい時からの僕の特徴といえるかもしれません。サッカーじゃなくても、例えばゲームをやっていても勝ちたい。

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