赤鯱新報

【名古屋vs岐阜】プレビュー:開幕早々に巡ってきた記念すべき“リーグ戦初の名岐ダービー”。開幕戦の反省を活かし、岐阜との90分間を圧倒せよ。

■2017明治安田生命J2リーグ第2節
3月4日(土)名古屋vs岐阜(14:00KICK OFF/豊田ス)
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ついにJリーグで“名岐ダービー”の歴史が刻まれることになった。名古屋と岐阜の対戦はプレシーズンマッチや天皇杯では過去に6度ほどあったが、リーグ戦での対戦はこれが初めて。J2リーグで実現した部分にはやや残念な部分を感じずにはいられないが、両チームからも正式に「名岐ダービー ~木曽川の合戦~」と発表されたダービーマッチは、ここから新たな展開を見せていくことになりそうだ。

岡山との開幕戦を2-0の快勝で切り抜けた名古屋は、岐阜戦への準備として再び基礎の徹底に時間を使ってきた。試合翌日のオフを経て、練習メニューに加えられたのは「止める」「蹴る」とともにこのチームの基本動作の一つである「外す」の徹底だった。そのトレーニング自体に何ら特別なことはなく、1対1のマークを外しながら味方からのパスを受けるのみ。もちろん、その外し方、動き方にレシピがあるわけだが、それはプレシーズンで習得した基礎的なスキルのはずだった。風間八宏監督は練習の中で、開幕戦から得た改善点の一つとして選手に意識させていたが、岐阜の開幕戦でのチームの動きを見るともう一つの理由がある気がしてくる。

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