赤鯱新報

風間八宏監督試合前記者会見の様子。「オレたちは何をすれば勝つ可能性が一番高いチームになるか、ずっと求めていかないといけない」


○風間八宏監督
Q:前節の敗戦を経ての今週ですが、選手たちの動きなどに変化は見えましたか。
「全てだよね。1回1回で上向いているし、この前もそうだけど、実際にあれだけゲームを支配できたのは初めてだし、その中で出たミスや、あれだけシュートを打ったのに入っていないところも含めてどんどんと上げていかないといけない。ただ、あれだけ自分たちのイメージや原型が少しずつ出てきているので、そういう意味では面白くなってきたと思っています」

Q:山口戦後の会見では「死に物狂いで奪いに行く姿勢が足りなかった」と仰っていました。
「それもそうなんだけど、球際を自分で作るという作業もそうだし、この前の試合でも別に数字はオレたちが目指しているものではないから関係はない。だけど数字というのは自分たちの体を表すものではあるのでね。そういう意味では65%の支配率、それから20本のシュート、そして800本以上のパスと、その成功率。その数字に騙されることなく、数字上では成功でも、オレたちにとっては失敗がたくさんあるのでね。そこを変えていくこと。一つの失点もそうだけど、今言ったようなことですべてのところで質を上げていかなければいけないことをみんな理解してやってくれているのでね。いつも言うように、簡単じゃないし、一足飛びに進むものでもないのだけど、着実にみんなが努力しているその証だと思います。もちろん勝つこともミスをしないことも大事ですけど、こういうことをどんどんと憶えていかないと。すべての試合に色んな意味があるし、この1週間、明日1日もまだあるけど、すごく充実してやっていると思います」

(残り 2120文字/全文: 2800文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ