【赤鯱短信】深堀隼平、“本格始動”。ライバルの刺激を加速装置に、韋駄天はさらに疾走する。
玉田圭司にシモビッチ、フェリペ ガルシアが好調をキープし、永井龍が負傷するも佐藤寿人がそろそろ復帰の気配。さらには押谷祐樹まで控える分厚い名古屋の前線に、活きの良い若手がまた一人、挑みかかろうとしている。昨年序盤に負った腰の負傷が尾を引き、今季の序盤もほぼリハビリに費やさざるを得なかった高卒新人、深堀隼平である。
U18から昇格した俊足のアタッカーは、ようやく臨戦態勢を整えつつある。腰の治療が終わりチームに合流したのが3月22日、しかし2週間ほどトレーニングをこなすと別の箇所に痛みが出て再び離脱すると、そこから約3週間のリハビリ生活に逆戻り。群馬戦を前に再合流し、今は大きなリバウンドもなく元気に練習に取り組めている。FW、あるいはサイドアタッカーとして評価されてきた男の持ち味はスピードもそうだがやはり得点力。紅白戦では先輩の杉森考起以上にシュートへの意欲を見せている。
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