赤鯱新報

【大分vs名古屋】レビュー:曖昧な攻撃が引き起こした惨敗劇。コンセプトを超えていく“自己主張”が必要だ。

■2017明治安田生命J2リーグ第13節
5月13日(土)大分 4-1 名古屋(14:03KICK OFF/大銀ド/8,024人)
得点者:21’小手川宏基(大分)53’後藤優介(大分)57’後藤優介(大分)81’シモビッチ(名古屋)85’後藤優介(大分)
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内容ではなく結果で、自分たちの“質”を問われる一戦だった。打てども打てどもゴールが遠い、ならばまだ救いはある。しかし攻めども攻めども、ラストパスや最後の崩しを図れども、肝心のシュートがなかなか生まれない。綿密なスカウティングを重ねてきた大分の前に、工夫の足りない攻撃は最高のカウンターパワーへと変換され、喫した失点は今季最大の4を数えた。攻撃が思うように展開できず、守備は相手の思うつぼでは惨敗も当然だ。だがその悪循環を生んだ最大の要因は、やはり攻撃の質にあったように思える。

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