【名古屋vs町田】プレビュー:結果が出ないほどに強調される“技術”と“トライ”の風間サッカー。町田との戦いを、次なるターニングポイントに変えられるか。
■2017明治安田生命J2リーグ第14節
5月17日(水)名古屋vs町田(19:00KICK OFF/パロ瑞穂)
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今季最悪の惨敗を経験した前節を受け、チームはいま、試されている。技術を向上させ、試合内容を向上させ、それを結果へとつなげていく。その立ち位置を1mmもずらすことのない指揮官に率いられたチームは、理想追求を唯一の打開策とする戦いを続けていくことを明確にしたからだ。大分戦翌日、普段ならば10分から15分ほどで終わる試合を振り返ってのミーティングは45分に延長されたが、その内容は「マークを外す動き」や「ラインを上げていくこと」など、対処療法ではなく「できていないのではなく、やっていない」という観点での指摘だった。「失敗して構わない。『やってない』という失敗をして、今度はやるようにする。やるようになったら今度はクオリティを上げていく」。風間八宏監督は、我々が見たことのないというサッカーを構築することで、勝利を得るという基本姿勢を崩さない。つまりは今節の勝敗も相手云々ではなく、“やった”上でどれだけのクオリティを見せられるかに左右されるということだ。
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