【赤鯱短信】杉本竜士、決断の時。“絶対的にチームを助ける”選手になるために。
思いがけない“告白”だった。町田戦を前に、杉本竜士が2013年に半年間だけ在籍していたことを思い出し、話を聞いた時のことだ。「何となく思い入れはありますけど、だからと言って気負うこともないし。やるだけかなと思います。でも、嬉しいものですけどね」と笑顔で話すその目は真っ赤。しかしこれは思い出に涙しているのではなく、どうやら雑菌が入ったらしい(数日前に「朝起きたら目やにだらけだったんですよ!」と言っていた)。町田にはもう知っているメンバーはいないらしく、「オレが移籍した年に上に上がれなくて、そこでガラッとメンバーを入れ替えたから。サッカー選手として試合ができて嬉しいなというくらいです」と、特に大きな感情もなく次節への準備を進めていた。
しかし、杉本にとってこの「第14節」というタイミングには大きな意味があるようだ。古巣対戦についてはあっという間に話が終わったのだが、彼には聞きたいことがもう一つあった。
(残り 1755文字/全文: 2158文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ