【赤鯱短信】思い出の地で見せる、内田健太の“感情的なプレー”。
今季は何かと話題の多い内田健太だが、やはりハイライトはアウェイに乗り込んでの愛媛戦で間違いない。「対戦するのを一番最初に確認したし、成長させてくれたチームだから思うところはある」と、控えめにその古巣愛を表現するレフティーは、2014年の富山時代に次ぐ2度目となる愛媛との対戦に努めて冷静に向き合う。「アップ終わり、集中っす」。慣れ親しんだニンジニアスタジアムで見る景色は、昨季までとどのように違って見えるのだろうか。
計6シーズンを過ごした「おもてなしをする県」(内田)のサポーターたちは、優しく出迎えてくれることがわかっている。「人が良いんです。良すぎるくらいで、しかもちょっとミーハーなところがある」という愛媛の人々には、内田は良く知られた存在だ。だからちょっとシニカルなジョークも飛ばしてみせる。「いつもはそんなに観客は入らなかったけど、名古屋戦だから入る気もします。ほら、ウチにはすごいベテランがいるじゃないですか(笑)」。だが、自分もでしょ?と水を向けると「いやいや。でも愛媛ならそこそこ知名度あるかもです」とまんざらでもない様子だった。
ただし、勝手知ったる選手たち、スタッフたちとの再会は素直に楽しみだと口にする。
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