赤鯱新報

【6/27練習場レポート】次節へ向け、チームはさらなるステップアップへ。「チームは良くなっている部分と、質をもっと高めないといけない部分がある。質は自分たちで高めていかないと」(佐藤寿人)

今日から全体練習に復帰した玉田圭司と談笑するシモビッチ。彼もまたポジション争いの最中にある。

夏が近いことを感じさせる蒸し暑い気候の中で、指揮官は新たなステップへのイントロダクションをスタートさせた。オフ明けのチームミーティングも10分程度と短く、チームの手応えも十分であることは明白。負傷者も戻り、チームは湘南戦へ向けた練習は上々の滑り出しを見せたといえるだろう。

杉本竜士も全体練習に復帰。テーピングはまだ分厚いが、身体のキレは上々だった。

この日最初の朗報は、玉田圭司と杉本竜士の復帰だ。ともに東京V戦の前後で負傷し、調整を続けていた主力だが、玉田は4週間の全治診断を1週間近く縮めるスピード復帰で、「感触は悪くなかった」と状態もまずまず。杉本は5月頭からテーピングで補強しながらプレーを続けていた右ひざを少し休養させ、十分にプレー可能な状況にまで戻して復帰を果たした格好だ。どちらもまだ慎重な調整が必要な段階ではあるが、彼らの特徴はチームに変化をつけられる貴重なものだけに、次戦に対する切り札としての期待も高まる。

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