赤鯱新報

【クラブニュース】高橋諒が湘南へ“武者修行”へと慌ただしい旅立ち。「湘南で成長して、また名古屋のユニフォームが来たいです」

突然の発表に驚いたサポーターも多いかもしれないが、高橋諒の湘南への期限付き移籍が発表された。
今季はリーグ戦でのメンバー入りはゼロ、天皇杯3回戦で一度のベンチ入りに留まる苦しい日々を過ごしていたが、
夏の移籍市場オープンに合わせて期限付きでの“武者修行”を選択した格好だ。
昨季最終戦のピッチに立っていた選手としてはやや複雑な気持ちもあるようだが、それよりも優先したのは自らを100%表現できそうなチームだったということ。残念ながら現チームでは持ち味を出せなかった高橋だが、確かに湘南のプレースタイルは古林将太も言うように「合う」ような気がする。
高橋は本日17日の湘南の練習試合に出場するため、昨夜の試合後、夜のうちに湘南へ移動。強行軍でいきなり“テスト”を受けるという。かなり厳しいスケジュールだが、そこで次週でも使えるかをチェックされるというからこれは大きなチャンスでもある。同期の和泉竜司が「諒は戦える選手です」と言っていたが、彼の闘争心に期待したいところだ。
大卒2年目の若手だけに、クラブのフロントからも「成長して戻ってこい」と背中を押された形の今回の移籍が、彼にとって有益で成長の糧となるものになればと願ってやまない。

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