赤鯱新報

【名古屋vsC大阪】プレビュー:限られた戦力でも退かずに闘う姿勢を。今季初の“J1”との邂逅に、名古屋は何を表現できるか。

■第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会  ラウンド16
9月20日(水)名古屋vsC大阪(19:00KICK OFF/パロ瑞穂)
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待ちに待った“J1”との戦いは、なかなかに厳しい条件で臨むことになってしまった。中2日のスパンを挟んだリーグ前節の金沢戦は、アウェイで1-3と後れを取った。自動昇格圏内を目指すチームとして、19位のチームに負けたことはまさしく痛恨事で、チームの士気にも影響は大きい。これをバネに再起を期するのはプロとしては当然の姿勢だが、口で言うほど簡単なことでもない。

しかも、チームは戦力を大幅に限られた中でC大阪という強豪に挑まなければいけない。天皇杯の選手登録はこのラウンド16までは変えることができず、大会開幕当初のメンバーが移籍によって大幅に削られているのが名古屋の現状だからだ。30人の登録のうち夏の移籍で7名がいなくなり、シャルレスの登録解除と八反田康平、梶山幹太の負傷離脱で実に10名ものメンバーが欠けている。GKは荻晃太を除く3名が登録されており、つまり使えるフィールドプレーヤーは17名しかいない。18名の試合メンバーのうち2人がGKだということを考えれば、17人のうちの16人を使って試合をプランニングすることになる。

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