赤鯱新報

【名古屋vs湘南】レビュー:独走首位を真っ向から討ち取る会心の勝利。気迫と執念でもぎ取った4連勝で、名古屋はさらに加速する。

■2017明治安田生命J2リーグ第37節
10月15日(日)名古屋 3-2 湘南(14:03KICK OFF/パロ瑞穂/14,567人)
得点者:4’ガブリエル シャビエル(名古屋)27’菊地俊介(湘南)40’菊地俊介(湘南)50’シモビッチ(名古屋)54’玉田圭司(名古屋)
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望みをつなぐ大きな勝点3を、最強の敵からもぎ取った。まずはこの事実が何よりも肝要だ。負けられないというよりも勝たなければ自動昇格が見えてこない現状では、相手が首位でも最下位でも戦いの目標に違いはない。しかしその中でより難易度として高いのが首位を独走する湘南との一戦であったこともまた確かで、名古屋にとってはその意味で“大一番”とも称される戦いが今節のゲームだった。そして彼らは素晴らしいスタートダッシュを切り、よろめきながらも前進を止めず、態勢を持ち直した後には一気に勝利を奪いきった。その姿は力強く、逞しく、何より執念を感じさせる頼もしいものだった。

前半はそれでも、苦戦と呼ぶ方がふさわしかった。

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