赤鯱新報

【長崎vs名古屋】プレビュー:希望を切り拓くここが“剣が峰”。ゴールを仕留め、ゲームを仕留めきる隙のない戦いを。

■2017明治安田生命J2リーグ第37節
10月21日(土)長崎vs名古屋(19:00KICK OFF/トラスタ)
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一つ目の山を越えて、次はいよいよ“剣が峰”へ。今後の戦いを大きく左右する重要な一戦が、その幕開けの時を待っている。勝点差2で名古屋の上位、3位に立つ長崎のホームに乗り込む今節は、今季最後の上位直接対決である。勝てば順位が入れ替わり、負ければ自動昇格圏はさらに遠ざかる。風間八宏監督は「ここで選手の感情が変わることはない」と話し、選手の大多数はそれに追従する姿勢を固めていたが、だからといってこの試合の重要性が他の一戦と全く同じかといえばそうではない。「自分たちが下にいるというところでは、勝点3を積み上げないと何も変わらない。自動昇格圏の2位にいて初めて、自力でJ1に上がる資格がある」と、佐藤寿人は語った。ここで長崎から“勝点6”を奪えるか否かは、あくまで自動昇格を狙う現在の名古屋にとっては死活問題にも等しい。

目の前に立ちはだかるのは長崎という強敵だけではない。エースと呼ぶにふさわしい大車輪の活躍を続けてきたシャビエルの影とも彼らは闘う必要がある。

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