「ファジラボ」寺田弘幸

【無料記事】【ファジの周辺をぶらり】『ダゾーンが始まった』

2017年のシーズンが始まったJリーグで、去年との大きな変化はJリーグの中継がスカパー!からDAZN(ダゾーン)に変わったことだ。

この度、僕もスカパー!の契約を新しいものにしてダゾーンを視聴できるように契約したけど、「外資に乗っ取られた」とまでは言わないけども「なんだかなぁ」と思う。

確認してみたところ、僕は17年を超える期間、スカパー!を視聴している。最初のキッカケは中田英寿のイタリア・セリエAへの挑戦をどうしても見たかったから。高校を卒業したばかりの僕にとってバイト代をスカパー!につぎ込む決断は大きなものだったけど、セリエAをはじめイングランド・プレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグにドハマりし、僕の20代前半の週末は欧州サッカー観戦に費やされることになった。

だから、ライターをはじめさせてもらえるようになってエル・ゴラッソの業務の一環としてスカパー!の中継に携わらせてもらえたことは、本当にうれしいことだった。アナウンサーの八塚浩さんや倉敷保雄さんとお話しさせていただいたときはかなり震えたよ。こっちが一方的に夜な夜な一緒にサッカーを見ている気分になっていたから、勝手に親近感がわいてきて思わず「いつも見てます!」って握手させてもらったし。

だから、スカパー!がJリーグの現場からいなくなるのは寂しい。スカパー!からダゾーンに変ってもサッカーを見ることができる喜びは変わらないし、ダゾーンの中継にも携わらせてもらうので個人的になにか変化があるわけでもない。開幕してからいろいろトラブルもあったけど、これから問題を改善してくれると信じているし、ダゾーンとJリーグの契約はすごく大きなものだから、Jリーグを愛するものとして、この契約を喜ばないといけないと思うし。

ただ、ファジアーノの試合をこれまで実況されてきた川崎祐一さんやピッチレポートをされてきた小松千絵さんではなく、違う方々が実況、レポートされるのは寂しい。川崎さんは中継の制作に関わられるようだし、小松さんも「ユタンポ」は継続すると言われていた。ファジの現場からいなくなるわけじゃないんだけど。でも、川崎さんはこんなことを言われていた。「これからサッカーをよく知っている方がファジアーノをどういう風に伝えてくれるのか楽しみ」と。

ダゾーンがJリーグにどんな変化をもたらしていくのだろうか。お金の話しも大切だけど、Jリーグの試合を、ファジアーノの試合を、テレビなりスマホなりで見る人が減ってしまうことになれば、Jリーグの大きな損失になってしまう。それだけは回避してほしい。

ダゾーン側の要求にクラブも協力し、ロッカールームが撮影されたり、監督のインタビューが試合前、試合中、試合後に入ってくる。映像についてもカメラの台数やカメラの置く位置などダゾーン側からかなり細かい要求があると聞く。ダゾーンにはJリーグの試合を魅力的に伝えていってほしいけど、映像を作って伝えるのはその地域の人たち。その人たちの想いを大事にしないと魅力的なコンテンツには育っていかないんだと思う。

 

長々と書いてきましたが、この『ファジの周辺をぶらり』は思いついたことをだらだらと書いていくことになると思います。遠征であったことや誰かと飲みに行ったときのこととか。かるい気持ちで読み飛ばしていただければ。

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