石井紘人のFootball Referee Journal

リーガエスパニョーラ2012第24節 レアルマドリード×ラージョ パラダス・ロメロ審判団

またまたハンドの判定が論争を起こしている。

 

そのシーンは、この試合の18分。左サイドでボールを持ったラージョ選手にセルヒオ・ラモスがアプローチに行く。

そして、クロスが上がるが、この際に、故意に不必要な位置に手を出した
ということで二枚目の警告で退場に。

 

これに対し、セルヒオ・ラモスは、

 

「チームメートを数的不利としてしまったことに、大きな痛みを感じたよ。セルヒオ・ラモスを退場させるのは、審判にとって簡単なことなんだ。リーガには偉大な審判が必要だ。偉大な選手たちがプレーするコンペティションなんだからね。
あんなプレーで、チームを10人とすることがあってはならない。EUROやワールドカップでのレフェリングは、リーガとはまったく違うものだ。このリーグは危惧すべき状況にある」

 

と痛烈に批判。カランカコーチも同調し、

 

「(審判は)いつも通りだよ。このようなことが、これまで何度も起こってきた。もう何も驚きはしない。

(レフェリングは)嘆かわしいものだった。ラージョもその魅惑的なサッカーを披露し、立ち上がりには美しい試合となる予感があった。そうなることは、かなわなかったね。」

 

 

ロメロ主審は厳格な主審であり、レアルマドリードも注意すべきだった。

どちらかに問題があるのではなく、互いに問題があると認識すべき。リーガエスパニョーラの審判問題は、深刻である。

(残り 0文字/全文: 574文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ