2014FIFAワールドカップ決勝戦の笛は誰の手に 準決勝はメキシコとトルコの主審。チーム西村もベスト15に残る
FIFAは、ワールドカップブラジル大会で、準決勝以降の4試合を担当する可能性のない審判員を帰国させ、25組いたトリオを15組に絞った。
その15組のなかに、西村雄一主審と相楽亨、名木利幸両副審の日本人審判団も入った。つまり、ブラジル×メキシコ戦のチーム西村のレフェリングをFIFAが評価した証でもある。
とは言え、世界で物議を醸した判定があったため、開幕戦以降割り当てられていないチーム西村が、決勝戦を吹くというのは考え難い。おそらく、3位決定戦の主審か第四審判が割り当てられるのではないだろうか。
また、特筆すべきが、ベスト4にオランダとドイツが残っているのにも関わらず、欧州のトリオが6組残っていることである。これは決勝が欧州×南米でも、欧州の主審を割り当てる可能性を示唆しているのではないか。
ちなみに、既に準決勝二試合の割り当ては発表されており、
ブラジル×ドイツはメキシコのチーム・マルコ。
オランダ×アルゼンチンは、なんとトルコのチーム・チャキル
が担当するように、欧州×南米の準決勝を欧州の主審が吹くことが決まっている。
そうなると、決勝戦は、経験のポルトガルのペドロ・プロエンサ主審か。ライバルだったカイペルスはオランダ出身のため、15組に残れなかった。これも審判団の無常さである。
チーム西村のライバルとなりそうなのは、地元のチーム・リッシか。もしくは、次世代を担う年齢のレフェリーか。
まだ日本代表の試合は終わっていない。
<ベスト15審判員>
リッシ(ブラジル)