【セルヒオ・ラモスはオフサイドだったか】UEFAチャンピオンズリーグ2015決勝 レアルマドリード 1-1 アトレティコマドリード マーク・クラッテンバーグ審判団評
ビックイヤーをかけたCLファイナルの審判団を任されたのは、ロンドン五輪の決勝を務めたマーク・クラッテンバーグ主審に、サイモン・ベックとジェイク・コリンのイングランドのトリオだ。30秒、コケの遅れたチャレンジに注意。3分にも足への影響をとる。
4分にはベイルの突破に対し、ガビがキッキングする格好になったためファウルをとる。両チームがアピールで争点に集まろうとするが、クラッテンバーグ主審はバニシングスプレーでボールを置く位置をマークし、歩測に入る。“次に行くよ”と姿勢で示し、ファウルアピールで主審の元に両選手が集まるのを回避した。また11分には遅れて足にスライディングをしたカルバハルのファウルをとる。すぐに警告を掲出するかと思ったが、まずは近付いてくる選手たちを突き放す。それでも近付いてくるペペには両手をあげたボディランゲージをすると、ペペも“分かったよ”と言う風に下がる。落ち着くまで試合を止めてから、カルバハルを自らの元に呼び、ボディタッチしながら警告を与えた。プレミアリーグらしいマネジメントである。
素晴らしいレフェリングで迎えた15分。左サイドからのFKをベイルがすらし、走り込んだセルヒオ・ラモスが押し込む。
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