石井紘人のFootball Referee Journal

【無料記事/浦和レッズ×大宮アルディージャ 家本審判批評】ペトロビッチ監督「PKか議論できる」

53,951人が詰めかけた浦和レッズ×大宮アルディージャの埼玉ダービーは2対2の引き分けで終了したが、この結果に浦和レッズサポーターは納得いかなかったようで、試合後の挨拶時にゴール裏からブーイングが起きた。記者会見場にあらわれたペトロビッチ監督の表情も、結果に満足している様子ではなかった。だからこそ、判定への議論を投げかけたのだろう。

「今日の家長(家本)レフェリーは神戸とマリノスの試合でPKをとった。それと似たようなシーンが後半に宇賀神(友弥)にあった。もちろん、私はあのシーンが絶対にPKだとは思っていませんが、宇賀神がペナルティーエリアの中で倒れていた流れの中で、宇賀神選手が本来いるべきスペースを使われて失点につながってしまいました。」

そう語ったシーンは66分。柏木のふんわりとした斜めのボールで裏に抜けた宇賀神がヘディングしようとする。これをマテウスがブロックしに行き、接触。このジャッジがどうだったのか。アディッショナルタイムや64分の柏木陽介がエキサイトし、家本政明主審とコミュニケーションをとっていたシーン含め、FBRJに記したい。

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