石井紘人のFootball Referee Journal

【審判批評】疑惑の判定に審判買収?サウジアラビア、タイに続きイラクでも終盤にPK2本。予選全3得点がPKに問題はあるのか?

サウジアラビアがFIFAワールドカップ2018ロシア大会アジア最終予選でレフェリーの恩恵を受けているという声があがっている。初戦のタイ戦で終盤にPKを貰い勝利し、続くイラク戦でも終盤の二つのPKで逆転勝利したためだろう。

とは言え、どのような判定でPKになったのかは報じられていない。本当に疑惑の判定だったのか?リプレイ映像とLaws of the gameを元に振り返りたい。

まず、昨日行われたイラク×サウジアラビア戦は、イラクがホームではあるが、国内情勢が不安なために第三国のマレーシアでの開催となった。割り当てを受けたのはカタールのハミス・モハメド・アルマーリ(KHAMIS MOHAMMED AL MARRI)主審。20秒、プレーできる範囲外からのチャレンジをとる。3分にも競り合い時にボールにプレーしなかったため。8分にもプレーできる範囲外からのチャージ。10分、プッシング。20分、23分と競り合い時に相手を押したナイフのファウルをとる。30分、笛が鳴った後にあきらかにボールを蹴ったアブドゥルラヒームに【遅延行為】で警告。この辺から選手たちのテンションが上がってくる。

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