石井紘人のFootball Referee Journal

【無料/岡部拓人審判批評】ガンバ大阪×アルビレックス新潟:なぜラファエルシルバはシミュレーションをとられたのか?岩下の腕は?  

先ほど終了した2016J1セカンドステージ第16節で物議を醸す判定があった。それは残留争い真っ只中のアルビレックス新潟の試合である。

このキャプチャ画像のシーン(*後ほどJリーグのハイライト動画と共にレポートします)で【シミュレーション】として警告が掲出され、結果的にラファエル・シルバは二枚の警告を受けたことで退場となったが、なぜ岡部主審はシミュレーションとしたのか。

おそらくではあるが、ラファエル・シルバの両手両足が揃っていることをフォーカスしたのだろう。また、もしかすると、2016J1ファーストステージ第3節の横浜Fマリノス戦でのシミュレーション(参考記事:しいジャッジったラファエルシルバシミュレーション)が頭をよぎったか。

とは言え、審判員にとって戦術分析を始めとする情報は必要であるが、偏見は不必要である。岡部主審のシミュレーションの判定は正しかったのか(参考記事:【石井紘人レポート】「全てをどちらかに決める必要はない」)。そして、アルビレックス新潟は不利益なジャッジを受けているのか(参考記事:https://www4.targma.jp/fbrj/2016/08/01/post6250/)。後ほどFBRJにてレポートし、議論したいと思う。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ