石井紘人のFootball Referee Journal

選手は委ね、審判員は介入「静寂から熱狂」そして「リスペクト」~ブラインドサッカー日本選手権に見た”プレミアリーグ”~【審判批評無料コラム】

サッカー界では、審判員や相手への罵詈雑言が散見している。応援するチームに肩入れするあまりなのだろうが、誹謗中傷は周囲の人たちを嫌な気持ちにもさせるし、プレーへのバイアスもかけてしまう。
そういったネガティヴな声が、ブラインドサッカーにはまったくない。
たとえば、審判員との関係だが、ブラインドサッカーの選手たちは審判員に全てを委ねている。選手交代があれば、審判員に自分が付きたいポジションを伝え、誘導してもらう。ボールが静止し、音が出なくなれば、審判員がボールを動かし、音で選手たちに伝える。
選手たちは審判員を必要としており、レフェリーの語源通り『refer』している。選手は委ね、審判員は介入する。

http://www.nhk.or.jp/parasports-blog/100/277046.html

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ