【無料記事】【監督会見 J2第７節 福岡－町田】「ゲームプランは出せた。10人になってからの戦い方が課題」／井原正巳監督

2017年04月09日 20時25分　
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2017明治安田生命Ｊ２リーグ　第7節
日時：2017年4月8日（土）18:03キックオフ
会場：レベルファイブスタジアム／6,021人
結果：アビスパ福岡　１－３　町田ゼルビア
得点：［福岡］ジウシーニョ（66分）、［町田］中島（87分、90分、90分+5）

◎井原正巳監督（福岡）；
Q:試合を振り返って
「まずは、今日、こういう天気の中、多くのサポーターが駆け付けてくれたんですけれども、結果的に逆転負けをしてしまったということで、非常に悔しいですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

ゲームの方ですけれども、我々がやろうとしていたサッカー、町田さんは非常に粘り強いですし、そういう中で、しっかりとハードワークするところで負けないというところ、シンプルな町田さんのサッカーに対して、しっかりとセカンドボールを拾って攻めていくというところも、最後は３点目まで取られましたけれども、それまでは、ゲームプランはしっかりとしたものは出せていたと思います。やはり、10人になってからの戦い方というのが課題だと思いますし、そこで少し引いてしまった、数的優位な状況なのに、そこでの戦い方というのが、まだまだ我々に力がなかったということだと思います。

もちろん、私の采配も含めて、選手交代等、ジウシーニョは交代ですぐに点を取ってくれましたけれども、そのあとのゲーム運び等、その辺を含めて、もっと、もっと、チームとして、しっかりとしたコントロールをしていかなければいけなかったなと思っています。ただ、これもサッカーですし、こういう難しさがあると思いました。決して悲観するサッカーはしていなかったと思います。十分に、町田さんに脅威を与えていたサッカーができていたと思います。そこは自信を持ちたいですし、それを次につなげていきたいと思います」

Q:おっしゃる通り、本当に狙い通りに試合が進んでいって、相手が10人になってというところだったと思いますが、そこから、チーム全体として、２点目を狙うわけでもなく、ゲームをコントロールするわけでもなく、ただ下がっていったという印象があります。その辺は、やはり選手のメンタルな部分が弱いというところがあるのでしょうか？
「もちろん、こちらからのベンチワークも含めて、選手たちへのアプローチ等が、ゲームにしっかりと反映できなかった部分もあるかもしれませんが、相手が１人少なくなったことに安心してしまって、１人、１人のボールへのアプローチが弱くなってしまったり、そういう中で、もっと押し上げていい状況で押し上げられなかったり、後ろに人数が余り過ぎる、そういう状況を改善できなかったことで、少し下がってしまったのかなと思います。一度、そういう状況のゲームをホームゲームでも経験しているので、何とか下がりたくなかったのですが、どうしても受けてしまうというか、後ろの人数が多く余ってしまう状況が多々あったので、そこはこちらのコントロールミスだと言ってしまえば、そうなのかなと思います。もう少し、ボールを前に運ぶ、しっかりとポゼッションしながら時間を使う、そういうことを、もっと、もちろんベンチからもそうですし、ゲームの中でもやっていかないといけないと思いますが、それも力だと思います」

Q:後半30分に石津選手から為田選手に代えた時に、どのような指示をされたのかの確認をお願いします。
「数的優位な状況でしたから、為田には左サイドでしっかりと時間を作るプレー、彼はサイドで時間を作りながら、サイドバックを使うプレーができるので、そういうアクセントをつけることと、守備のところは、もちろん、しっかりとコンパクトな守備を、相手のサイドバックを見る守備になると思いますけれども、その辺のチームのタスクというのは、常にこちらからも発信してゲームに送り出しました」

Q:今日は岩下選手、城後選手がベンチ入りしませんでしたが、けが人が多い状況に陥っている要因として、どのようなことが考えられるでしょうか？
「トレーニング等で違和感が出たということが多くて、大きなケガではないのですが、今日のゲームは回避しなくてはいけないという状況で、２人ともメンバーには入っていないですが、その辺が今週の中で突然起こってしまったということで、メンバー的には、非常に難しさがありました。ただ、今日、代わりに入った選手は自分の力を発揮してくれたと思いますし、結果は、もちろん付いてこなかったですけれども、及第点を与えられるプレーはしてくれていたと思います」