「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【監督会見 J2第20節 愛媛-福岡】「選手の頑張りのおかげ。サポーターも後押ししてくれた」/井原正巳監督

2017明治安田生命J2リーグ 第20節
日時:2017年6月25日(日)18:03キックオフ
会場:ニンジニアスタジアム/7,177人
結果:愛媛FC 0-1 アビスパ福岡
得点:[福岡]三門(88分)

井原正巳監督(福岡);
Q:試合を振り返って
「今日の対戦相手の愛媛さんとは勝点差が6しか離れていませんでしたし、勢いのある好調なチームであるという分析のもとで試合に入りました。前半から、なかなかいい形で進めることができず、前線からのディフェンスがマッチアップせずに、少しオープンな試合になってしまったかなと思いますし、何度かカウンターを食らって、そこで決められていれば、もっと苦しいゲームになっていたのかなと思います。後半は、ボールへのプレスを、もう少し前から行こうということでスタートし、ビルドアップのところを改善するために少し配置を変えた中で、後半は我々のゲームができたのかなと思っています。ただ、惜しいシーンは何度もあったのですが、なかなかこじ開けられず、愛媛さんの本当に粘り強い守備に苦しめられましたけれども、そういう中で、最後に1点取れて1-0で勝つことができたのは本当に良かったと思います。選手の頑張りのおかげだと思いますし、サポーターも多く駆けつけて、そのサポーターの声援も後押ししてくれたのかなと思っています。前半戦はもう1試合、ホームに帰って岐阜戦がありますので、これに満足せず、またしっかりと準備をして、前半戦をいい形で追われるように、次に向けてやっていきたいと思います」

Q:2つお伺いします。後半から最終ラインの配置を変えられましたが、その意図をお伺いしたいのと、3枚目のカードは城後選手をWBに置くというものでしたが、その理由を教えてください。
「ビルドアップというところでは、特に、CBからのフィードというところが非常に重要だなというところで、ゲームを見ている中では、少しノッキングしたり、前部運べなかったりしていたので、左サイドに堤俊輔を回して、真ん中に實藤、トミ(冨安)は右が本職なので右へと配置を変えたことで、かなりスムーズに運べるようになったと思います。また、ボールを少し前線に入れるような形を取っていったので、その辺りも改善できた要因かなと思っています。城後をWBに入れたのは、既に前の組み合わせを2人変えていましたし、駒野がだいぶ疲れていたということ、より前への推進力、セットプレーの高さ、クロスへの入り等々を生かしたいということ、そして、城後はワイドもやったことがありますし、いろんなところができるので、今日はワイドで使いました」

【中倉一志=取材・構成・写真】
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