【家族の風景】強みであり、同時に弱みでもある”自然体”/大迫勇也(2014.06.07)
大迫勇也の良さと悪さが同時に表れたザンビア戦だった。
後半15分から柿谷曜一朗に代わってピッチ立った大迫は、的確なポジショニングで次々と楔のパスを引き出す。背後からパワフルな圧力を受けてもポストプレーの精度は落ちない。おかげで2列目の選手は前を向いた状態でパスを受けることができるようになり、あまりチャンスを作れなかった前半とは打って変わった展開が、次々と見られるようになった。
「もっと強くならないと」
本人は、そう言ってまだまだ完璧ではないと感じているポストプレーだが、コスタリカ戦、ザンビア戦とほぼミスがない。もう少し苦労するかと思われたが、外国人選手相手でも難なくボールを落とす様子は、頼もしいという言葉以外に当てはまる言葉がない。それほど安定度抜群だった。
(残り 607文字/全文: 937文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ