「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【セレーゾの逆襲】「昌子の負傷をメディアが報じたせい」ではない、セレーゾの真意(2014.10.10)

G大阪戦後のトニーニョ・セレーゾ監督の発言が物議を醸している。物議を醸すというよりは、短絡的な解釈により真意が伝わっていない、という方が正しいかもしれない。俎上に上がったのは以下の発言だ。
「前半、ガンバさんがつくったチャンスというのは、メディア関係の方はそちらの仕事をしたわけで、昌子選手が太もも裏に問題を抱えているということを大々的に報じてくれました。彼らは徹底的にその背後を狙おうとパトリックを走らせてやっていました」

この発言をそのまま受け取ると、”我々が負けたのはメディアの方々が昌子の負傷という余計な情報を流してくれたおかげで、弱点を突かれた。負けたのはメディアのせいだ”と言っているように捉えられるかもしれない。しかし、真実は違う。これは昌子源に対してのメッセージだ。

(残り 1112文字/全文: 1451文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ