「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【家族の風景】不完全燃焼に終わった代表戦から一夜明け、FWの本能を見せつける/大迫勇也

 イラク戦翌日の練習で、大迫勇也は明らかに苛立っていた。11分にも及ぶ監督の長広舌が続く間も、早くボールを蹴らせてくれというオーラを漂わせる。5対5の鳥かごのときは、説明を加える監督の真正面に立ち重心を落とした臨戦態勢のまま瞳をギラつかせた。まるで、監督を睨み付けるかのような姿からは、「俺のプレーをよく見ておけ!」というメッセージが発せられているかのようだった。

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