「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【コラム】宮崎キャンプ終了後、存在感を増してきた柳沢敦コーチ(2016.03.07)

 開幕2試合を終えて連勝したのは大宮と鹿島の2チームだけ。日程が発表された当初は、負けたら脱落するサバイバルレースになると予想していたが、予想外の混戦となるのかもしれない。“4強”と思われた、広島、G大阪、浦和は、昨シーズン終了から休む間もなく新シーズンを迎えた選手も多く、力を出しきれていない印象がある。ライバルがつまずいているからこそ、勝って連勝を伸ばすことができればリードを広げることができるだろう。

 鳥栖戦は決して良い内容ではなかったが、少し浮かれていたチームを引き締める意味では良い結果だったのかもしれない。勝点3を得つつ足下を見つめ直すことができた。簡単に勝てる相手はどこにもいないことを再確認できたことで、ピリッとした空気が流れることだろう。

 

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