「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆【コメント】石井正忠監督「あと8戦全部勝って、待つしかないと思います」/1stステージ第9節大宮戦(2016.04.30)

■石井正忠監督(鹿島)

まずは今日、ゴールデンウィークの始めですけども、このNACK5スタジアムに多くの方が見に来られて、今日は満員だったと思うんですけど、そういう環境で試合をやらせてもらったことに感謝したいと思います。内容的には、立ち上がりから自分たちの形が出て、攻守に渡ってアグレッシブな形、前からプレッシャーに行って相手のボールを奪う、奪ったあとはいろんな形でゴールに向かうところは、90分間出せたんじゃないかと思っています。そういう点で言うと、非常に残念な試合だったと思います。

 

――このところ点が取れていないということで、どのように課題を考えられているでしょうか?

チャンスはどの試合でも多く作っているので、それをどういう風にゴールに繋げるかというところだと思うので、それはトレーニングしかないかなと思います。あと、今日はほんとうに90分選手はタフに戦ってくれましたので、チームを勝たせる術がなかった自分自身に非常に腹立たしいというか反省しています。

 

――相手がカウンターやいろんな武器を持っているチームだと思いますが、特にカウンターですが、それに対する守備陣のケアにはどのように評価してますでしょうか?

カウンターなど、うちが相手陣内に攻撃しているときのリスクマネジメントを徹底しようということと、相手に間合いを空けてしまうと自由にプレーさせてしまうので、アプローチに行ける距離を保ってリスクマネジメントしていこうということは話しました。

 

――今日、右サイドの伊東選手の出来、そして伊東選手と遠藤選手のコンビネーションの狙いを教えてください。

伊東はオーバーラップを何回もできる特長があって、あとはそこからのクロスというところを狙いに彼を使いました。今日は左サイドで試合に数多く出ている山本脩斗が怪我のため試合に出られなかったので、西大伍を左に持っていって対応することにしました。遠藤とのコンビネーションは、伊東がオーバーラップしたときに良いタイミングで使う場面もありましたし、そこを囮にして中への崩しというのもできていたと思います。遠藤自身がまわりの選手をうまく使えるタイプの選手なので、その辺の不安はなくいつもやっている形なので、うまくいったんじゃないかと思います。

 

――9試合終わりました。この2試合で浦和と川崎に差を付けられました。残り8試合をどのように戦いますか?

今日の試合も含めて全勝するつもりで今日も来たんですけど、そこが一つかけてしまったので、あと8戦全部勝って、あとは待つしかないと思います。

 

 

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