「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆【コメント】石井正忠監督「必ず勝点3を持って鹿嶋に帰ろうと選手にも話していた」/1stステージ第13節名古屋戦(2016.05.21)

■石井正忠監督

今日はほんとうに、この前ナビスコカップの予選敗退という形を受けて、その次の試合ということでした。非常にゲームの入り方は大事だと思ったんですけど、その辺、選手がしっかりいい入り方をしてくれました。さらにほんとうに90分、最後まで諦めずに戦う姿勢を見せてくれて、逆転勝ちできました。ほんとうに選手たちのパフォーマンスに感謝したいと思います。これで僕らは、Jリーグを逆転優勝するためには負けられない試合が続きますので、まず一つ勝って、優勝に向けて繋げられたのは非常によかったと思います。今日もアウェイの地に、アントラーズのサポーターの方々が見に来てくれましたが、その方々と共に喜べてよかったと思います。

 

――水曜の試合に敗れた後、主力の植田選手らがいないなか、どういう風に試合に持っていったのでしょうか?

自分たちの状況としては、負けることはできない試合が続くので、その辺は選手自身もわかっていることなので、普段と同じような形で練習を進めてきました。日数が少なかったので、いつもの練習ではセットプレーの守備の確認のところ、名古屋さんは非常にセットプレーが強いので、その辺の確認と、しっかりコンディションをよくすることだけに努めてやってきました。今日、ミーティングでは1人の選手にコメントをもらうんですけど、源もナビスコカップ敗退してしまった次の今日の試合は非常に大事になるということ(があり)、ゲームに出る前のロッカールームでも、キャプテンである小笠原選手から自然にそういう声が出てきたということ(がありました)。ほんとうに選手一人ひとりがそういうことをわかって、今日はプレーしてくれたんじゃないかと思います。サブから出た選手も、残された時間のなかで非常に高いパフォーマンスを出してくれたと思います。非常に選手の意識が高いんだなということを再確認したと思います。

 

――ゴール決まった瞬間にゴール裏まで走っていたと思うのですが、そのときの気持ちは?

必ず逆転して勝って、勝点3を持って鹿嶋に帰ろうと選手にも話していたので、そういう気持ちが自然に出てしまいました。途中で転んでしまいましたけど。

 

――ナビスコカップで対戦したときもハーフタイムに2枚変えて積極的に選手を交代した印象があります。今日も先制されたあとに交代カードを切りました。そのあたりの意図を教えてください。

前半から、グラウンドがかなりスリッピーでお互いにボールが落ち着かなかったと思うんですけど、その辺でFWでもう少しボールを収めたい意図があったので、少し早めに交代して、なかでもしっかり収められるように、という狙いで交代しました。基本的にはサイドから崩す形というのが有効だと思っていたので、それを後半から徹底しようと話しました。

 

 

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