「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆石井正忠監督「前半の1点が今日のポイントになったと思います」/2ndステージ第8節福岡戦(2016.08.15)

■石井正忠監督(鹿島)

まずはこの福岡の地までたくさんのアントラーズサポーターの方が応援に来てくださって、あとはテレビの前でもたくさん応援してくれてると思うんですけど、そのファン、サポーターの方たちに久しぶりに勝利を届けることができて本当によかったと思います。

前半、FWのコンビネーションから裏を突く、良いタイミングで裏を突く動き、それに対して夢生からのスルーパス。本当にFW二人のコンビネーションで崩す形で1点取れたというのが、非常に今日のポイントになったんじゃないかと思います。まずは失点しないで先制点を取ることが鍵だと思っていたので、そういう点では前半の1点というのが非常に今日のポイントになったと思います。

福岡さんはシンプルにボールを繋ぐ形から攻撃する、あとは長いボールを入れてそのセカンドボールを拾う形が多くなると思っていたので、あとは自分たちが攻めてるとき、そこからのカウンターの形が多くなると思っていたので、その辺はうまく対応できたんじゃないかと思っています。

後半、追加点をこぼれ球の形だったと思うんですけど、抜け出して優磨が冷静に決めて、その後、オウンゴールという形で失点しまいましたけども、細かいところですが壁の位置だとかそこに入っている選手のポジショニングは、しっかり修正していかなければならないと思っています。全体的にはまず守備が安定してきたというところは非常に評価できると思います。あとは攻撃のところ。今日みたいなコンビネーションで崩す形。中央だけではなく、サイドを起点としていろんなコンビネーションからゴール前へ迫力を持って飛び込む形を、これからどんどんつくっていけたらいいな、とは思っています。

 

――アビスパ福岡の攻撃について、1stステージに比べて想定通りの攻撃をしてきたということなのか、なにか変化が見られてさらにその上で対応されたのでしょうか?

メンバーにもよると思うんですけど、ウェリントン選手が前回の1stステージに戦ったときにはいたので、長いボールが多かったと思うんですけど、それよりもしっかりビルドアップのところから繋ぐ形が2ndステージから多くなっているな、という分析はありました。そこをまずしっかり対応しないといけない、と。あとはディフェンスラインの背後への動き出しというのも非常にスピードがあるので、その辺は対応しないといけないとは言ってました。その辺が変わった部分。しっかりしたビルドアップが精度が上がったところ。あとは裏への抜け出しのスピードというのも、1stステージから引き続きあるな、と感じていました。

 

 

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