「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆石井正忠監督「勝利をプレゼントすることができなくて非常に残念です」/2ndステージ第11節柏戦(2016.09.10)

■石井正忠監督(鹿島):

今日もこのアウェイの地に、アントラーズサポーターのみなさんがたくさん応援に来てくれたんですけども、その人たちのためにチームは最後まで戦いましたけど、勝利をプレゼントすることができなくて非常に残念です。ゲームの内容としては、前半からレイソルさんの質の高いポゼッションのところで、少し押し込まれる形になりましたけど、慌てず対応しながら無失点で終えた、と。その形を保ちながら後半はもう少し前からプレッシャーに行く形で、相手を制限して自分たちからボールを奪う形にして、相手陣内でボールを動かす形にしようと話したんですけど、その辺があまりうまくいかなかった。

前半からも、相手陣内で自分たちでボールをまわす時間は少なかったですし、パスミスも多くて、攻撃の形が少なかった。後半は少し相手陣内でボールをまわすことができて、あとは2失点してからですけども、少しオープンな形になって攻め込む形ができて、そこを決め切れなかったことが、今日は非常に重要なポイントになったと思います。

2失点に関して言えば、1失点目がクロスの対応のところ。マークを後ろに置いてしまって決められてしまった、と。2失点目は個々の対応のところでボックス内に侵入させてしまって、相手の選手の特長を生かす形になってしまったこと。そのディフェンスの個々の対応の部分がよくなかったと思います。それを課題にして、次節からまたどんどんそういうところを改善できるように、切り替えてやっていきたいなと思っています。

 

――前シーズンも浦和レッズは1stステージで優勝してから2ndステージはテンションが落ちました。鹿島アントラーズも同じ形になっている。1stステージで優勝すると2ndステージでテンションを下げてしまうことはありますか?

それはないと思います。しっかり、今回は特に1stステージと2ndステージの間がなく、ほんとうに1週間後に2ndステージが始まりましたけど、そのなかでも1stステージのパフォーマンスを保ってしっかり行こう、と言ってきたので、その辺のところは全くないです。

 

 

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