「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆石井正忠監督「安定した守備の形が柏戦から修正してできていた」/2ndステージ第12節磐田戦(2016.09.17)

■石井正忠監督(鹿島):

今日は選手が90分集中力を切らさずに戦ってくれたと思います。1点目を取ってからさらに追加点の形、2点目はちょっとジャッジに関しては非常にジュビロさんには気の毒な形になったと思いますけど、ああいう動き出しがあったことでああいうことが起こったと思うので、それに関しては優磨の動き出しはよかったと思います。後半に関してはちょっとオープンな形になって行ったり来たりという形になりましたけど、そこで何度もチャンスをつくっていましたし、この点差以上の得点も取れたと思うので、そういう良い攻撃ができた。でも、いい攻撃の前に今日はほんとうに守備のところで安定した守備の形というのが、前節の柏戦から修正してできていたので、そこが一番今日の試合のポイントになっていたと思います。これをきっかけに、今日の試合のような形、安定した守備の形から攻撃に移るということができれば、勝点をどんどん積み重ねていけると思うので、そういう戦いをまたやっていこうと思います。

 

――昌子君がすばらしい得点をあげましたけど、全体的に見て彼のパフォーマンスはいかがでしたでしょうか?

セットプレーからですけど、いままでも多分何度もチャンスがあったなか決めることができなくて、今日、久しぶりにセットプレーから得点できたのは非常によかったですし、守備の面でも先ほども言いましたけど、今日は守備がよかったので、その中心となるCBの源とブエノ、あとはまわりで連動する選手たちがしっかりチームでやる約束事を守ってやってくれたことが非常によかったと思います。源個人の評価としても今日は非常によかったと思います。ちょっと体が痛んだので交代になりましたけど、また今日みたいなパフォーマンスをしてくれることを期待します。

 

――率直な喜びの気持ちを教えてください。

率直に、今日は3点取れてゼロに抑えられたので非常に嬉しいです。ほんとうにこういう戦い方はみんなも安心して見ていられると思うので、できればこういう戦い方を続けてしたいと思います。今日、常総市の子供たちが必勝ウォーキングとバス待ちもしてくれました。昨年も同じような形で、鹿島神宮で僕たちのために必勝祈願をしてくれてから、鹿島神宮からカシマスタジアムまで歩いて、それでバス待ちをしていただきました。今日、寮からバスを出発するときに、選手たちにはそのことを伝えて、子供たちがバス待ちしてくれるので、それに応えて、という話しをしました。そういう子供たちの気持ちも、今日は選手たちの力になったと思うので、ほんとうにありがたいと思います。なかなかまだ常総市の復興が思う通りにはいってないかもしれないですけど、僕らの必死に戦っている姿を見て、元気になってもらいたいな、と思っていますし、今日はそういうゲームができて本当によかったと思います。

 

 

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