「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆石井正忠監督「疲労感のあるなか選手たちは90分間戦って結果を出してくれました」/2ndステージ第13節新潟戦(2016.09.25)

■石井正忠監督(鹿島):

今日はまず、この会場にアルビレックス新潟さんのサポーターも含めて、数多くのみなさんが新潟と鹿島の試合を見に来てくれたこと、この環境でできることは非常に感謝しています。特に、鹿島のサポーターのみなさんは数は少なかったですけど、90分間絶えず応援してくれて、それがやっぱり選手の力になってくれたと思います。感謝しています。

試合内容に関してですけども、前半はチーム全体守備の意識が非常に高く、前線の選手も後ろをコンパクトにするために帰陣をしっかりしてましたし、球際での激しさもありました。中盤の攻防なんかは非常に見応えのあるシーンが何度もあったと思うんですけど、そういうところで今日は守備の意識が非常に高かったと思います。

攻撃面で言えば、うまくボールを繋ぐことが相手陣内でできなかったんですけども、後半に変わって少しそれができるようになったことで、後半はうちのペースで試合を運べたんじゃないかと思います。非常に岳のきれいな左足のボレー、そしてPKという形になりましたけど、この3連戦のなか、うちはほとんどメンバーを変えずに戦ってきました。そういう疲労感のあるなか、選手たちは90分間戦って結果を出してくれました。選手の働きに非常に感謝しています。そういう試合になりました。

 

――前半、相手のプレスでなかなか繋げなかったですけども、後半はある程度できるようになった要因は?どの点を変えればと思っていたのでしょうか?

前半は少しアルビレックスさんのプレスもかなり前から来ると予想していたので、比較的安全なスペース、外側への配球が多かったと思います。FWも外で受けることが多かったんじゃないかと思うんですけど、後半は勇気を持ってなかでも楔を受けたり、出し手のパスの選択も外だけじゃなく、中に対しても入れていこうという話しをしました。そういうところで、出し手も中を見るようになったり、受け手も中で受ける意識が生まれたことで、比較的、前半よりも後半の方がボールが動くようになったんじゃないかと感じています。

 

 

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