「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆石井正忠監督「この3日間をかけて次の第2戦に向かいたいと思います」/CS決勝1浦和戦(2016.11.29)

■石井正忠監督

今日の試合、まずは第1戦のホームゲームで最低でも相手に得点を奪われない形にしたかったんですけど、それができなくて非常に残念です。でも、前半が終わったという形になると思うので、この3日間をかけて次の第2戦に向かいたいと思います。

 

――守りから入りたいと仰っていたと思いますが、前半はシュートがなかった。監督としてはあれでOKだったのでしょうか?

戦い方としては、守備のところではある程度相手を制限する形ができたと思うんですけど、そこから攻撃に移るときに、自分たちでまたボールを失ってしまったという部分があったので、その点においては満足していません。しかし、守備についてはある程度できたのではないかと感じています。

 

――立ち上がりから川崎戦のように前から奪いに行くと思いこんでいたのですが、試合が始まるとブロックをつくって待ち構えるように見えたのですが意図した通りだったのでしょうか?

全体の意図としては、前から自分たちでボールを奪いに行く形を多くしたいと思ったんですけど、やっぱり相手がいることですし、相手の出方というのもあったので、その辺は選手が状況を見てしっかり判断してくれたと思います。

 

――柴崎選手が久しぶりの復帰でした。調子はどうでしたでしょうか?

非常に良い状態になってきているので、それは今回は試合に負けてしまいましたけど、本当に良い材料になったと思います。

 

――次の試合では最低2点取らないといけない。次の試合への感触は?

失点したあとの戦い、というのが理想的だと思います。また自分たちからボールを奪いに行く形というのを考えつつ、あとはしっかり自分たちから相手陣内でボールを動かすということが重要になってくると思います。そのために、また交代の選手を今日は入れたわけですけども、そういった後退してはいった選手が要望通りの動きをしてくれたので、それはまた次の試合への期待が高まったと思います。

 

――CKから惜しいチャンスをつくったと思いますが狙いとして準備してきたのでしょうか?

そんなに普段とは変わらないと思うんですけど、今日は非常にキッカーの質が普段より良かったと思います。ですから、普段よりチャンスに見えたんだと思います。普段も同じような形でCKは行っています。それが今日は、合わせる方、中に入る選手のタイミングとキッカーのキックの質が非常に合ったと思います。それがさらにゴールに向かえばいいなと思います。

 

 

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