「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆MF40小笠原満男「状況がめまぐるしく変わるなかでうまく戦うことができた」/CS決勝2nd浦和戦(2016.12.03)

■MF40 小笠原満男選手

先制されたが、1点取られても状況は変わらない。むしろ、浦和の方が試合を難しくしたのではと感じた。僕らは冷静でしたし、チャンピオンシップっていう特殊なレギュレーションが頭に入っていたし、冷静に戦えました。別に点を取られても慌てない共通理解はできていた。レギュレーションに沿って戦い方を変えることができたのはアントラーズの方だったと思う。第1戦、1-01点有利に見えるけど、難しくなったのはレッズだったと思う。そういう心理的なもの、戦術的なものを含めて冷静に戦えたんじゃないかなと思う。自分たちの戦い方と言いますけど、こういう特殊な一発勝負で目まぐるしく状況が変わるなか、なにをすべきかを理解してた。

追い付けた方がいいけれど、逆に0-2にする方が危険。ビハインドになっても慌てない。2戦合計と言うレギュレーションがあるなかで、やり方を変える。点数が入るごとにみんなが冷静になにをすべきか理解しているのはうちの伝統だと思う。守る必要があるなら守る。攻める必要があるなら攻める。それができるのがこのチームだと思う。

慌てる必要はない。10分、15分まで別に同点でもいいと思っていた。最後まで出たかったけど味方を信じました。

 勘違いしちゃいけないのは、このチームは勝負強い訳じゃない。勝負強い訳じゃなく、練習でも試合でも必死にやっているだけ。そこははき違えてはいけない。今後、タイトルを獲っていくうえでも、セカンドステージで連敗して、今日の試合でなぜ勝てたのか、チームのために戦うというのはどういうことなのか。意味のあるタイトルだと思います。

 

 

 

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