「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆石井正忠監督「全体で言うと自分たちのプラン通りにはいかなかった」/AFCチャンピオンズリーグ2017 ムアントンU戦(2017.02.27)

■石井正忠監督

今日の試合はアウェイでしたけど勝点3を獲るつもりで選手をピッチに送り出しました。残念ですけれども、まだ2試合目なので切り替えて次に向かいたいと思います。今日も日本からサポーターの方たちが応援に来てくれましたし、テレビの前でも多くの方が注目して見てくれていたと思います。その方々のためにも勝利して終わるつもりで試合に入ったんですけど、それができなくて残念です。

 

――ムアントンのチームで誰が一番印象に残りましたか?

誰が一番ということではなく、攻撃的なチームであることは確かで、カウンターの勢いは非常にありました。それに加えて、今日は非常に引いたときでもブロックをつくって堅い守備をされたという印象です。

 

――J2に移籍することになっているチャナティップの印象をお願いします。

非常にテクニカルで体の切れのある選手だな、という印象です。

 

――PKが決まっていればというところもあると思います。プラン通りだったのでしょうか、思ったより手こずったのでしょうか?

前半はかなりロングボールが多くなってしまって、自分たちのしっかりつなぐサッカーはできませんでした。それは自分たちからそうしてしまった印象です。させられたというより、自分たちからそういうサッカーを選択してしまったと思います。そういう意味ではプラン通りのサッカーはできなかったと思います。後半はしっかり修正できて、つないで相手を崩すというのはできていたしチャンスも多く作れていたと思いますが、全体で言うと自分たちのプラン通りにはいかなかったと思います。

 

――ここに連れてきたメンバーはベストメンバーではなかったのでは?

現時点でのベストメンバーです。怪我とかもあったので。

 

――繋ぐサッカーができず間延びしてしまったのは連戦の影響なのでしょうか?このところ気の抜けない試合が続いていますがチームの状態はいかがでしょうか?

まずプレーに関してですけども、それはいろんな条件があると思います。環境であったり、ボールが違ったりとか、そういうところをしっかりやっていかないと、このグループリーグは突破できないと思いますし、ましてやACLでの優勝なんかは狙えないと思います。プレーがうまくできなかったのは自分たちのミスであるとは言いました。

あと、気の抜けない戦いが続いていますけども、それも昨年成果を上げたことによっていろんな大会に出場していますし、こういうタイトなスケジュールでも、しかも対戦相手も強豪のチームと対戦することが決まっています。そこを勝ち抜いていかないと上には行けないと思うので、そういう意味でもこの状況のなかでもしっかり成績を残せるようにしていきたいですし、選手のコンディションだったり、先ほどメンバーの話が出ましたけどもメンバーをやりくりしながら結果を残していきたいと思っています。

 

最後に一言言わせてください。

今日の試合は我々が2-1で負けてしまいましたが、サッカーはスコアを競う競技であって、それ以外の要素が入ってくるとサッカーの魅力はなくなってしまうと感じています。もし今日の試合で、試合後ですけどもなにか暴力があったり、プレー中でもプレーを阻害するようなことがあったら、僕はよくないと感じながら、今日の試合を最後を見ていました。

 

 

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