「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】守備の安定が今季最も鹿島らしい戦いを生む/明治安田生命J1リーグ第3節 横浜FM戦(2017.03.10)

 83分に、伊東幸敏のクロスを鈴木優磨が強烈なヘディングシュートで叩き込む1-0の勝利は、久しぶりに鹿島らしい戦いが見られた90分だった。

 もちろん金崎夢生とペドロ・ジュニオールの2トップは今回も機能せず、攻撃の破壊力を見せるには至らないなど改善すべき点はまだまだたくさんあるが、それでも今季初めて鹿島らしく戦えた試合だったのではないだろうか。そのバロメーターは守備。そして、ボールの動かし方。バタバタする場面は少なく、非常に落ち着いて戦うことができた。これができるようになると勝点は安定して拾えるようになるだろう。

 

(残り 1175文字/全文: 1486文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ