【コメント】FW8土居聖真「もっと一人一人がやるべきことがある」/明治安田生命J1リーグ第7節 ベガルタ仙台戦(2017.04.15)
その瞳は燃えていた。
怒り。悔恨。不甲斐なさ。どんな感情なのかはわからなかったが、見える色は間違いなく赤。紅蓮の炎がゆらゆらと揺れていた。
敗戦に直面したとき、その対応の仕方は選手によっても異なり、同じ選手でも試合によって異なる。あっけらかんとすでに開き直っている選手もいれば、表情が青ざめている選手もいる。しかし、土居は「いまから再試合をします」と言われれば真っ先にピッチに向かいそうなほど、臨戦態勢を解いていなかった。
彼の目はまだ戦いの最中にいるようだった。
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