「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆石井正忠監督「こういう形をこれからもどんどん作りたいなと思います」/明治安田生命J1リーグ第7節 ベガルタ仙台戦(2017.04.16)

■石井正忠監督(鹿島):

公式戦2連敗したなかで、このアウェイの仙台戦にむけて準備をする時間がなかなかないなかやってきたんですけど、まずはそこで公式戦の連敗を止めることができて本当によかったと思います。前半、自分たちから相手を制限してプレッシャーをかけてボールを奪うという理想的な形ができたということ。そして、1点目を取った後もさらにたたみかけるような攻撃ができたことは、今日は非常によかったと思います。後半に入って早い時点で失点してしまったことによって、後半は押し込まれる時間が長くなってしまったことは反省しないといけない部分だと思います。前半の戦い方を90分しないといけないな、という反省は残りますが、最後、またペドロが4点目を取ってくれて、今日はいろんなポジションの選手が得点を取る形になりましたけども、こういう形をこれからもどんどん作りたいなと思います。

 

――今日の先発メンバーは、新加入選手がいないメンバーでしたがその狙いと、500試合出場を果たした小笠原選手と曽ヶ端選手の存在の大きさをお願いします。

彼らの存在も含めてなんですけど、今日、こういう布陣にしたのは、期間も少ないなか仙台戦に向かわなければいけなかったので、仙台さんは昨年から少しスタイルを変えてきています。そこに対する対応策として、変則的な組み立てのところをしっかり抑えるという意味で今日の布陣を選びました。それがうまくいったんじゃないかと思います。やっぱりコミュニケーションの部分が大事で、マークの受け渡しなどが今日は重要になると思っていました。その辺が昨シーズン数多く試合に出たメンバーがやることで、そこが安定した形として現れたんじゃないかと思います。

あと、小笠原選手と曽ヶ端選手ですけども、やはりピッチ内に指揮官が二人いるという話を昨日もしたんですけど、ほんとうにそういう存在だと思います。それがうちの強みだと思います。

 

 

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