「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

【レビュー】それぞれの思いをピッチにぶつける大勝で連戦を締めくくる/天皇杯3回戦 モンテディオ山形戦(2017.07.13)

 鹿島のメンバーは予想どおり。出場意欲に飢えた土居聖真や鈴木優磨、永木亮太が先発に入り、小笠原満男がキャプテンとしてチームを締める。ベストメンバーとは呼べないが、リーグ戦でベンチ入りの18人に入る選手たちがピッチに揃う。監督がこの試合をどう位置づけているかよくわかるメンバー構成だった。

 それに対して山形のフォーメーションは、策士・木山隆之の面目躍如と言ったところだろうか。今季のリーグ戦で一度も試していない予想外の[4-4-2]で試合をスタートさせた。鹿島のフォーメーションに合わせてハメに来たというところだろう。

 

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