「GELマガ」鹿島アントラーズ番記者・田中滋WEBマガジン

☆無料記事☆大岩剛監督「膠着状態は自信を持って、必ず逆転するんだと思って見ていました」/明治安田生命J1リーグ第21節 ヴィッセル神戸戦(2017.08.09)

■大岩剛監督

このむずかしい気候の中で選手は粘り強く戦ってくれていましたし、逆転で勝てるという力を見せてくれて、ほんとに選手たちのパフォーマンスに僕自身も満足していますし、選手たちの顔を見て、僕が自信をもらったというような試合でした。

 

――これで監督交代されてから9戦連続負けなしですが、どういうところで手応えを感じておられますか?

細かいプレーの面では選手それぞれの特徴があるので、ここではなかなか説明しづらいのですが、僕が送り出すときに意識しているのは、自信を持ってパフォーマンスを出せることです。それは気持ちの面もそうですし、コンビネーションもそうですし、あとは戦術的な部分でも選手が自信を持ってやれるように送り出すことが、僕の仕事です。そういうところを選手たちがピッチで上手く表現してくれていることが、勝利に繋がるプレーになっていると感じています。

 

――今日、2得点の金崎選手への評価をお願いします。

いろいろあったなかで彼がこれだけ勝利に貢献してくれる。当然、信頼というものはいままでもあったんですけど、それを越える彼のパフォーマンスを見て感嘆しましたし、ほんとにチームを背中で引っ張ってくれている存在なのではないかと感じています。

 

――膠着した時間帯に交代枠を使わない時間帯はどのようなことを考えていたのでしょうか?

展開も読むこともそうですし、相手の出方もそうですし、選手のパフォーマンスやコンビネーション。あとは使う選手の特徴、どこに入れるか、どのタイミングで入れるか。相手のシステムもそうですけど、そういうことを総合的に頭のなかでいろんなことを考えながら居ました。膠着状態は自信を持って見ていましたし、必ず逆転するんだと思って見ていました。選手のパフォーマンスを見て、先ほども言いましたけど、僕自身が自信をもらうというか、そういう心境でゲームを見守っていました。

 

 

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