【レビュー】相手システムの弱点を突いた先制点で試合の主導権を握る/明治安田生命J1リーグ第29節 サンフレッチェ広島戦(2017.10.16)
決して手放しで賞賛できる完璧な試合ではなかったが、鳥栖の敗戦を全員が受け止め、やるべきことをやった結果の勝利だった。
前節まで[4-2-3-1]だった広島はシステムを変えて[4-3-3]で来た。こちらの良さを消しに来た形だが、それに対して鹿島の選手たちは慌てずに対応する。
「選手が前半の立ち上がりから、相手のシステムだったり配置だったりに反応できて、前半から良いゲームコントロールができたんじゃないかなと思います」
試合後、大岩剛監督は真っ先にその点を指摘した。先制点も、相手のシステムを逆手に取った形から生まれていた。
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