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無料掲載【コメント】J2開幕戦 ザスパ対長崎 森下監督 監督会見コメント「変化には痛みがつきものだ」

【コメント】J2開幕戦 ザスパ対長崎 森下監督会見コメント

「変化には痛みがつきものだ」

 

 

 

 ザスパが開幕戦で大敗を喫した。3−4−3の新システムで開幕を迎えたザスパは序盤から長崎のロングボールとプレスに苦しみリズムがつかめない。29分、長崎に左FKを与えると、島田譲の鋭いシュートがニアに決まり、失点を喫する。前半ロスタイムの47分には長崎がゴール前に送ったクロスをGK牲川歩見がファンブル、こぼれ球をファンマに押し込まれて2点目を奪われる。0−2で後半に入ったザスパだが後半4分にクリアミスから乾大知に左足でファインシュートを決められて0−3。後半26分には川岸祐輔が最終ラインでボールを奪われて失点。ミス絡みで失点を繰り返し、0−4でゲームを終えた。森下仁志監督は「失点はすべてミスからで崩されたわけではないが、守備の部分でもっとアグレッシブに勇気を持って戦わなければいけなかった。これを良い試練として立ち向かっていく」と語った。

 

 

【スコア】

 

ザスパ  0−4  長崎

 

【得点】

 

29分:島田譲(長崎)

45(+2)分:ファンマ(長崎)

49分:乾大知(長崎)

71分:澤田崇(長崎)

 

 

森下仁志監督

 

ゲームに関しては少し固さもあり、ミスというか自分たちのジャッジと違う部分で、それによって勇気を無くしたりした。もっとアグレッシブに行かせてあげたかった。失点に関しては、ミスからで防げる失点だったと思う。次は、湘南だが良い準備をして、開幕3試合がアウェイとなるが、これを良い試練として立ち向かっていきたい。

 

Q 敗因は?

 

特に守備のところでアグレッシブさに欠けた。自分たちが走れるのはわかっていたので、もっと行かせてあげれば良かった。攻撃のところは長いボールが多すぎた。あの戦いでは、相手の土俵になってしまう。後半に岡庭が入ってからは自分たちが目指すサッカーができていたと思う。

 

Q ジャッジの部分とは?

 

ミスが起きたあとに圧力やロングボールを受けてしまい勇気がなくなってしまったのもある。リアクションからアクションを目指すスタイルの中で、変化には痛みがつきものかなと思う。

 

Q 最初の2失点はGKの判断ミスだったがなぜ牲川を起用したのか?

 

慶記(清水)も良かったが、歩見もプレシーズンマッチ大宮戦と1週間前のテストマッチでの状態が良かったので起用した。J2は初めてだと思うが、結果として失点を重ねたことは、彼の将来を考えるとプラスしかないです。

 

Q 3バックが不安定だったが?

 

それでも崩れたという意識はほとんどないです。一番は、最終ラインが勇気を持ってプレーすることが大切。それがないと今のサッカーは成立しない。勇気を持ってプレーしてほしいと思う。

 

Qこのスタイルをやり続けるのか?

 

もちろん続けていきます。これをやり続けるしかない。風間さんのフロンターレも最初は多くのゴールをぶち込まれていると思う。これをやるか、止めるかどっちかだが、これをやり続けて、最終戦は長崎なので内容も結果も上回る試合をみせたいと思う。

 

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